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平成28年4月2日付朝日新聞の記事について


 平成28年4月2日付で朝日新聞に掲載された当クリニックに関する前立腺生検針の再使用に関する記事に対して、当クリニックの見解を申し上げます。
まずもって、当クリニックで前立腺生検を受けられた皆様にご心配をお掛けしていることをお詫び申し上げます。

1 単回使用器材の再使用について
当クリニックにおいては、平成25年3月1日以降、前立腺生検針の再使用は行っておりません。しかしながら、平成16年の開院当初から平成25年2月まで前立腺生検針の薬液による洗浄後の再使用を行っておりました(但し、検査前の感染症検査で陽性反応が出た患者様に使用した器材は廃棄処分しておりますので再使用しておりません)。
前立腺生検針を含む単回使用器材の再使用について法的に規制がないとはいえ、ひとえに単回使用についての当クリニックの認識不足によるものであり、不適切な医療器具の使用について深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
対象となる患者の皆様に健康被害がないことは確認しておりますが、当クリニックは、保健所の指導に従い、この問題について次のとおり誠意をもって対応しております。

2 保健所(山梨県)からの指導及びこれに対する対応について
当クリニックに対する山梨県(保健所)からの平成25年8月8日付指導内容は、1.単回使用組織生検針の再使用の中止、2.患者・家族への不安解消、及び、3.健康被害が発生した場合への対応、というものでした。
まず、1.に関し、当クリニックは、平成25年3月1日より単回使用組織生検針の再使用を行っておりません。次に、2.及び3.に関し、当クリニックで前立腺生検を受けられた方は、平成16年の開院当初から平成25年2月まで163名です。当クリニックとしては、健康状態の確認が患者・家族様への不安解消につながると考え、@当クリニック通院中の患者様(55名)及び医療機関に通院されていなかった患者様(2名)には、健康状態の変化についての問診や採血結果に異常がないことの確認を行い、A他の医療施設等に転院・転所された患者様(51名)に対しては、転院・転所先の医療担当者に再使用の事実を伝えるとともに健康状態や採血検査に異常がないことの確認を要請しました(この他、既に亡くなられていた患者様及び連絡が取れなかった患者様(55名)がおります)。そして、連絡が取れた108名の患者様について健康被害がないことを確認しております。
その上で、当クリニックは、上記内容を平成25年12月4日付改善報告書にまとめ、山梨県(保健所)に提出いたしました。

3 患者の皆様へのご説明について
  当クリニックは、今回の記事の掲載を受け、患者の皆様の不安を解消するため、上記108名の患者様に対し、上記内容を書面によりご説明させて頂くとともに、上記患者様からのお問い合わせに対しては誠意をもって対応して参ります。

4 おわりに
今回の件に対しては改めてお詫び申し上げます。
当クリニックは、今回の件を肝に銘じ、今後、厚労省及び保健所等の指導に従い、なお一層安全に十分な注意を払って医療を続けて参ります。とりわけ当クリニックは、泌尿器科検査ができる機関が少ない当地区で、前立腺癌で命を落とす方が一人でも減ることで少しでも地域の皆様のお役に立てるよう日々努力をして参りたいと思います。皆様の信頼にこたえる医療を目指し、職員一同一層の努力をして参ります。


東桂メディカルクリニック

院 長 濱本敏明


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